「夏と追憶」オリジナル曲の話。(解説)

音楽

 

日本一周して見た景色で作った曲「夏の追憶」

完成品です。

 

この曲を作るにあたって

ある日ゆっぺはいつもどおり…死にたかった…。

 

という訳でゆっぺは曲を作っていた…。夏の曲を…。作ろうとした…。

 

 

作曲する時にいつも思ってること

 

俺が作曲(作詞)をする時、いつもこれだけはゆずれないと思ってることがある…

 

それは…

 

いかに聴いた人を死にたくなる気持ちにさせるか

です!!!はい!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあこんな事言うと

え?音楽っていうのはもっとハッピーなものですよね?

聴いた人が楽しくなるものが音楽なので、「殺す」とか「死ぬ」とかそういうもので作曲するのは私嫌いです。

作曲も楽しい曲だけを作りなさい。

って言う人もいるんですけど…

 

 

 

 

二ヶ月記念日

君を殺して2ヶ月記念日~(クリスマス手前に投稿する作曲者の鑑)

 

 

 

 

 

そもそもなあ!!!そもそも今この現実自体が苦行なんだよ!!

はやく確定申告しろだの東京の一人暮らしは金掛かるんだから生活費稼げだの家賃更新あるから口座に金入れとけだのてか周りみんな結婚してるんだからお前も早くしろこの負け犬だの

たださえ虐げられてるんだから、

自分が作る曲の中くらい自由にさせてくれよおお!!!!

っていうのが俺の見解です!!!絵でも曲でも映像でも何でもそうなんだ!!!

そうだよ…作曲するにおいて…キリンジの「奴のシャツ」を初めて聴いた時…ブルブルッとした…あの気持ちを忘れちゃいけないんだ…。。

 

 

ゆっぺ、なんで死にたくなるのか

いやこれはホントにね…理解されない気持ちだと分かった上でここに書くんですけど…。

僕はこう、例えば、実家の部屋を整理しているとします。

 

昔3倍モードで録画したVHS(ビデオ)が出てきました

 

 

「ドラえもん のび太と夢幻三剣士(金曜スペシャル)」
って書いてました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え!!!?ならないですか!!!??僕はなります(半ギレ)

多分ね、ほとんどの人は「あー懐かしいなあ」で済むんですよ。

←普通の人

でも僕みたいに未来より過去にしか羨望が無い人間は、昔の事を思い出して死にたくなるんですよ。

だって未来はまだこれから行けるけど、過去はもう二度と行けないんですよ??

ここから先どれだけ努力しても、どれだけ自分が変わっても、ビル・ゲイツだろうか前澤社長だろうが、みんな過去に行くことは出来ないんです。

 

これからの人生何が起こっても、
生協の安いたこ焼きを食べながら、薄っぺらい布団で家族で並んで見ていた「ドラえもん のび太と夢幻三剣士(金曜スペシャル)」を見ることは出来ないんですよ!!!

 

 

 

 

 

 

こういう人間になっちまったらもう終わりなんです。

昔の写真でも見返そうものなら

 

あぁ、昔、一緒遊んだあの子は元気かなあ。一緒に川辺で遊んだ夏があったはずだ…。

この子も今はもう結婚しているんだろう。俺とは違い温かい家庭があり、そこに自分の人生が介入することは今後一切無いだろう。俺はみんなの事を覚えてるけど、みんなの記憶からは俺は消えていく。もうあの頃には戻れない。いつまでも過去にしがみつく人は異常者だと呼ばれる。俺がおかしくて、みんなが普通なんだ。子供の頃の気持ちを忘れて大人になって、適当に恋愛して、仕事して、結婚して、子供をつくって、そういう大人の枠組みに入っていくのが普通の人間なんだ。
考えることはお金のこと、家のローン、子供のこと。少しでも大人の枠組みから外れた人を笑って、たまの呑み会で馬鹿にする。定職に付かず旅なんてしてた俺はその枠組みに入れない。でも俺は「異常者側」なんだ。思い出はアルバムの中だけに封じ込めておくのが普通なんだ。何も考えたくない。今は何にも考えなくて良かった子供の頃に戻りたい…戻りたい…。

 

 

 

 

でも、こういう気持ちもいつか無くなって、いつかはいわゆる「普通の人」になるんだと思います。

 

でも、作曲は違います。その時の気持ちを歌詞とか曲に封じ込められるんですよ!!!

今の峯田じゃ書けないような曲がゴイステにあるように!!!!

 

20年後に「人生ハッピー!生きるの楽しいぜ!!」になっててもその時の気持ちで作った音楽は残り続けます。だからわしは作りてえ曲を作る!!!

 

歌詞を書く

プロはプロでマジですごいので置いといて、アマで「作詞だけします!」っていう人がいるんですけど、本当にそれ出来るのかな?と疑問に思うことがあります。

ゆっぺは曲を作りながら進行形で作詞もするんですけど、曲調と歌詞って表裏一体、切っても切り離せないものだと思うんですよね。

作曲中ファイル。

 

急なアップテンポなのに切ない歌詞が入ってきたりするとやっぱり違うと思うし、歌詞ありきの曲、曲ありきの歌詞みたいな所はあると思います。(って言ってもゆっぺもアマアマの趣味なのでド素人なんですけど)

 

だからこそめちゃくちゃ難しくて、本当に正解がなくて、作詞家の人はすごいと尊敬します。

 

僕的にはストーリー性のある歌詞が好きなんです。バンプではKと才悩人応援歌が好きだし、歌はストーリーがあってなんぼだよなって思うんです。

 

で、今回は夏の曲を作りたかったので、夏感を自分の中からひねり出していました…。

 

僕は日本一周の旅をしながら、色んな夏を見たので…。

ここで書くのは所詮文字だけど、あの日々は五感の全てを駆使して夏を感じていたから、色々と出てきました…。。バイクにのって…白い雲の下をくぐり抜けて……うーんんんんんん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず作詞に困った時のために「クレヨン王国」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕の心の中のゴリも何も浮かばなそうなので、とりあえず夏っぽいものをメモに出していきました。

 

 

 

 

 

 

これだけ見るとめっちゃ厨2病メモだけど一応頑張って歌詞書いてるところだからね!!!??

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず作ったAメロコードに思いついた歌詞を入れてみて、それっぽくリズムを付けた…。

 

 

 

 

 

 

 

するとどうでしょう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、ゆっぺは新たな境地へたどり着いたのです

 

 

 

抽象的なものだけで歌詞を書いたほうが、人間それぞれの思い入れが湧いて、死にたくなるのでは!?理論

 

 

 

 

つまり、変にストーリー性を加味するより、

古ぼけた道 風たちの声

宝石添えて 輝く川辺

秘密基地には 蝉の鳴声

 

みたいな、ただただ夏の情景を書いている歌詞!!

 

 

そこに主人公もいないし、誰かが何かを見てるとも言ってない、ただただ夏の情景を書き連ねただけの歌詞を載せていくのはどうだろうか!!!!

 

 

これに基づき、今回の曲は「ただただ夏の情景だけを書き連ねることで、各々の夏の情景を思い出し切なくなって死にたくなる」作戦を実行しました。

 

そうして出来た歌詞がこれです。

歌詞

そよぐ うたう わらう はしる

古ぼけた道 風たちの声
じっと見ていた 向日葵の花
通りすがりの 雨に笑われ
優しい色の その季節たち

障子戸向こう 射す空の色
静かに出来ぬ 鈴虫の声
目の奥透かし 心も透かし
木陰で踊る トカゲのダンス

ゆらぐ かなう おどる つなぐ

宝石添えて 輝く川辺
からから回る 水車の音色
忘れ去られた 道路標識
手繋ぎ歩く 路地裏の道
重なる雲は 大地のあくび
夏の花火に 微睡む子供
秘密基地には 蝉の鳴声
空で作った 真夏のドレス

祈る さけぶ 辿る えがく

海より深く 隠れた場所と
星より高く 見えない場所の
夏を見上げて 走り続けた
僕の頭に 虹がかかった

仰ぐ 息吹く 刻む 駆ける
青く 遠く いつか 帰る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、もうこれは曲と歌詞を書きながら、死にてぇ…ってなりながら作ってました。

 

そしてめっちゃ自負してキモいかもしれないんですけど、

 

宝石添えて 輝く川辺

・忘れ去られた 道路標識

・秘密基地には 蝉の鳴声

・海より深く 隠れた場所と
・星より高く 見えない場所の
・夏を見上げて 走り続けた
・僕の頭に 虹がかかった

この辺が浮かんだ時は

 

ってなってました

 

 

この曲を作りながら夏を旅した写真を見返してました

 

この曲を作れただけでも旅したかいがあったな…って思いました…。

 

 

作曲とかDTMの話

 

なんかやっぱり日本人気質というか、J-POPってご丁寧にイントロ→Aメロ→Bメロ→サビって順序よく決められている曲が多いんですね

 

例によって自分もそういう構成で曲を作ることが多いんですが、この前キャンプに行った時に音楽の大先輩でバンドマンの先輩方が
「Spotifyが出てきて曲を人が1曲を聞く時間が減ったから、曲の長さが少なくなってるんだよねー」みたいな話をしていたことを思い出して…

 

 

 

 

 

Bメロ用のブロックを全部削っちゃった!!!

 

 

 

そしたらもちろん曲の長さも3分くらいの長さになるんですけど…

 

 

意外とこんなもんでいい事に気付きました。

曲の全体を聴いた時の感じが良かったら、Bメロなんて無くても、なんならイントロだってAメロだって要らないのかも…って思う次第です。

 

 

 

 

 

 

あとここのギターソロのDbmaj7、ギター弾いてくれる内田っていう親友がいるんですけど、「ここはDbmaj7じゃねえだろお!!!」って喧嘩した

 

 

 

 

絵を書いていただいた

僕は今までの人生、自分の曲のためにたくさんの絵を書いてもらった経験が無かったのですごいドキドキしたのですが…フォロワーさんであるsachiko15さんにイラストを頼みました。

 

このような素晴らしい夏の絵を描いている方です。すごいです。めっちゃ絵好き。

そして描いていただいた絵がもう…凄すぎる!!!!!

 

 

 

 

これが

こう!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

これが!!!!!!!!!!!!

 

 

こう!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

これが!!!!!

 

こうなんやああああああああああああああああああ

 

 

 

 

 

 

すごい凄すぎます!!!本当に!!!尊敬というかもう、ホントに…泣けてくるぜ…。最高すぎて…。

 

 

 

そして動画を作りました。
僕は画像の周りをジグザグさせる通称「忍空EDエフェクト」タービュレントディスプレイスやらディスプルイスメントマップを使って作りました。これで1週間くらいかかった気がします。動画難しい…。。

 

 

最近のDTM事情

DTM(デスクトップミュージック)は、パソコン上で作曲したりするソフト、環境の事ですが、本当に色んなプラグインが出て進化が目まぐるしいです。

 

よく使う音源とか買った音源を紹介しだすとその記事だけで膨大な量になるのでやらないんですけど、今回の曲で役立ってる、ゆっぺがよく使うプラグインちゃん紹介。

 

 

Fabfilter Pro-Q3

 

はい最強。レジェンド。まずUIがすごい洗練されて見やすく、ローパスハイパスフィルターもパパッとかけれる。それでもって軽いので、全トラックにちょちょっとかけて音作りしやすい。

Neutronは思いから全チャンかけはちょっと躊躇するけど、Fabの製品は手軽に、しかも分かりやすくキビキビとかけれるから、プラグイン界の吉野家みたいな感じで好きです。

最近だとWavesのコンプとかも全部Fabに変えていこうかと思ってる。

 

Valhalla plate

 

最近空間系エフェクトで頭角を現してきたValhalla。

安くて、とにかく音のかかりがいい!っていう分かりやすいリバーブ。

Plateのイメージとしては、WavesのabbeyroadPlateよりかかってる感ある。

NECTARのEMT140内蔵のリバーブよりボーカルへのかかりは強い感じかなあ。PlateっていうけどRoom感があると思う。ふわふわ系のダブラーにかけると良い気がする。

 

 

Vitamin

WavesのVITAMIN。ホント好き。
結局どれだけ波形やら細かい調整しても、聞くのはスマホで人間の耳なんだから、こういう分かりやすいプラグインは好きです。
効果は、エンハンサーというかサチュというか…高音のキラキラ感が出ます。アコギリードソロとかに薄くかけたりすると飛び出てくれて好きです。

 

 

GullfossとINTENSITY

 

最近使い出した「かけとけばいい感じになる」プラグイン。

ホントにこいつらチートすぎてすごい。Gullfossは曲調にもよるけど、今回の曲みたいな明瞭感が必要な曲はすごい持ち上げてくれる。
INTENSITYもアウトゲインはそのまま、ラウドネスを上げてくれるといった言い方でいいのかな。とりあえずなんか上がる。

ということで最近良く使うプラグインでした。あ、あとWAVESのCLAは神。

まとめ

 

ということで今回は夏の曲についての解説でした。聴いて頂ければ幸いです。

 

そして、大変素晴らしい絵を描いて下さりましたSachiko15さん。
歌を歌ってくれたメーテルさん(諸事情にて本名出せない)。
ギター入れてくれた内田。

 

 

 

本当にありがとうございました!!!

 

 

 

日本一周して見た景色で作った曲「夏の追憶」

 

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